ゴールデンウィークの休みに黒部アルペインルートの旅行会社のツアーに参加した。
このようなツアー旅行に参加するのはあまりないが、ゴールデンウィーク中でもあり個人でホテルや移動手段の座席を確保するのが困難だろうと思ったからである。
扇沢から黒部ダムを通過して、室堂、美女平を通過する人気ルートであるが、今回は悪天のため、室堂まで行って同じルートを引き返した。
凄まじい混雑ぶりと1泊2日の強行日程であったが、黒部ダムも堪能できたし、なんというか、忘れものをとりにもどったような気分でした。
このツアーに参加して、身近に添乗員さん(女性)の働きぶりを見ていて、改めてプロの腕に感じいった。悪天の予定外のスケジュール変更であっても、機転を利かし、強引に押し込むときは押し込んでいく手腕はなかなかものである。今回40人の客を引率して、テキパキと気配りよく働く姿は、どんな世界であってもそれに通じた強者はいるものだと教えられた。
帰りに電車の座席まで挨拶に来られた際に、明日はお休みですかと聞くと、いえ明日もツアーに出ますと。まあ、旅行会社にとってGWは稼ぎ時ですから、会社も有為な人材を遊ばておきませんね。