言葉をもっているか

日本経済新聞の3.15、3.22の夕刊に、エステーの鈴木貴子社長の「私のリーダー論」のインタビューの記事が掲載されている。カリスマ創業者の父親の後を継いでの女性社長で同社をV字回復させたリーダーシップ論である。

インタビューのなかで興味深い話を何点か

①「言葉の力」
人のこころを奮い立たせるには誰にでも理解できるシンプルな言葉とロジックを使わなければならないということ。重要なのは何度でも繰り返していうことです。
②「社員には祈る気持ち」
父親をみて、家庭では暴君であったが、社員には祈るような気持ちで接する、と言っていた。私も祈るような気持ちを引き継いでいる。
③「やらなくていい仕事を洗い出す」
カットすべき仕事があれば削減し、新しい挑戦をする時間を大胆につくり出せ。
④「後継者の条件は」
私自身がリーダーの要件と考えていること同じです。大きなビジョンをもって、人を奮い立たせられるか。そのための言葉を持っているかどうかです

投稿者:春田 健2018年3月23日