理想の会計処理

 今ある会社で販売管理システムを変更し、そのために従来の売上計上の伝票の変更の指導を行っていた。その会社にとっては、従来の計上方法を大幅に変更するため、とまどいがあるのですが、その際に会社の人から次のようなことを言われ考えこんだ。

 「先生の頭のなかには、理想の会計処理があってスラスラと変更処理が・・」今回のことに関していうと、理想の会計処理があるのではなく、今ある「情報」にあわせて会計処理を変更し、従来と同じ結果を、従来よりも早いタイミングに導きだそうとしていたのであるが。

 考えさせられたのは、「理想の」会計処理というものがあるのかどうかである。「正確な」会計処理ということを考えたことはあるが、「理想の」会計処理って?あるのだろうか。

投稿者:春田2014年2月10日