金融庁講演

先日、機会があって金融庁の業務の説明会に参加した。

金融行政は、いっときの金融機関の資産査定ということから、金融機関が軸足を事業会社(融資先)の事業性評価を行い担保・保証に依存しない融資の促進を促し、企業価値の向上、経営支援を行うことを通じて収益をあげるビジネスモデル構築を目指すとしている。
また、金融庁はこういった金融仲介機能を自ら評価するための指標(ベンチマーク)を策定し公表している。(役所はこういうこと好きですよね。)

話を聞いていて、話自体は誠にもっともであるし、そういう方向に向かえば良い思うものの、その取組そのものが、金融機関からの発信ではなく役所主導になっていること、それが一番の問題なのではと考えてしまうのである。

投稿者:春田 健2016年10月27日