たどりきて未だ山麓

求道心(誰も語れない将棋天才列伝)著者加藤一二三を読んでいると、昭和1957年(昭和32年)升田幸三が時の大山名人を破り、名人・九段・王将の当時の全タイトルを制覇したとき、その直後に言ったそうです。

三冠独占をはたしても、まだ山の麓にすぎない。

 
こんな言葉をすぐに思いつくというのもすごいですね。
それとも、この瞬間に言ってやろうと準備していたのでしょうか。そうとしたらそれはそれですごいですね。

 

投稿者:春田 健2016年4月11日