2.20の日本経済新聞夕刊に歌手の郷ひろみ氏のインタビュー記事が掲載されている。
人気絶頂の10代の終わりに、「自分が全く歌えていない、踊れていない、・・中身がなければ化けの皮がはがれる。」という自覚のもとに、ニューヨークを頻繁に訪れボイストレーニングやダンスのレッスンに励んだ。
40代後半になっても、「まだ自分の歌に満足できなかった」ので2002年に休業して3年間米国でボイストレーニング漬けの生活を送った。
「帰国したとき自分の居場所がない恐れもあり、葛藤がありました。人生の岐路ですね。自分に『60代になって何が残るのか』を問いかけました。後悔しか残らないな。そう思って渡米を決めたのです」
思考、行動、継続が大切である。「思考を行動に移す。後は続けるしかない。その継続が至難の業なんです。」
この記事を読んでいて、このブログでも紹介した、ノーベル賞の山中伸弥教授の「成功の鍵はビジョンとハードワークの組み合わせである」(2015.1.8)ということと軌を一としていると思いました。
分野はちがえど、ビジョンを定めハードワークを継続できる者が成功するのである。
蛇足ですが、郷ひろみと私は同い年です。