予期せぬメール

昨日のことですが、HP宛てに1通のメールを頂戴しました。
このブログに公開した「原先生のこと」(2014.3.26)を読んでのメールでした。
ご本人の了解を得ましたので、下記に公開します。

『春田様
突然のメール失礼致します。
今月の15日の特別公開へ、臨済寺へ30年近く振りに行こうと思い検索した所 春田様のブログの1つが上がってきました。
私は子どもの頃、夏休み時期に毎年臨済寺の長学堂へ母と弟とともに泊まりに行っておりました。「静岡のおばちゃん」と呼んでいた大伯母が長学堂に住んでいたからです。
大伯母の名前は 原歌子 と申します。
春田様がブログに書いて下さった 原先生 です。。
いつも…歳をとっても…凛としていて、それでいてとても優しい自慢の大伯母でした。
春田様のブログを目にして、驚きと感謝で思わずメールさせていただきました。
伊那に隠居したあとも静岡や京都へお茶のお稽古に赴いておりましたが、ある冬の日、大叔父の家族と食事した後 自室に戻り コタツにあたったまま冷たくなっていた、と聞きました。
安らかな最期を仏様が導いてくれた事と思います。
亡くなったあとも 静岡のおばちゃんの事を心に遺して下さっていて 本当に嬉しく有難く思います。
長学堂は今もあのままあるのかどうか?と思いますが、特別公開の日に長学堂と よく遊んだお墓の裏のみかん山に会って来たいと思います。
本当に有難うございます。
突然のメールのご無礼をお許しくださいませ。』

ネットによる不思議な繋がりに驚きと同時に心が暖まる思いがしました。
メールにも書かれているように原先生の「凛とした」佇まいを、今思い起しています。

投稿者:春田 健2015年10月14日