京都・大徳寺

 昨日の日曜日、京都にいく。真夏の京都市内のなかを、たまたま立ち寄ったのが大徳寺・高桐院。
 細川忠興(三斎)が父・細川藤孝(幽斎)のために慶長7年(1602年)建立した高桐院が大徳寺の広大な敷地のなかにある。
 書院の廊下に毛氈がひかれ、腰を落として、こじんまりした庭を見渡す。苔がびっしりと庭をおおい、竹林を背景に石灯篭ともみじが配されている。一面の苔と青もみじの配色が、新緑ではないが緑したたるといった景観をつくって、しばし暑さを忘れさせてくれる。

 拝観のあと参道にでて、スマホで写真をとっていると、外国人の女性が「写真をとりましょうか?」(たぶん)と英語で言ってくれたので、女房と並んで写真をとってもらう。サンキュー。
(2015.8.10)大徳寺

投稿者:春田 健2015年8月10日