鵜飼

先日の休みを利用して長良川の鵜飼を観に行く。
本来は鵜匠が鵜をあやつり鮎の捕獲する様子をみるのであるが、あれよという間に鵜舟は通り過ぎて、雰囲気だけを楽しむというところでした。

芭蕉の句に「おもしろうて やがてかなしき 鵜舟哉」がある。
篝火をつけた鵜舟が眼前を遠ざかって行き、水音・風声のみが聞こえる幽寂の世界、華やかな鵜飼が果て、すべてが闇に還る悲しさを詠んだといわれる。
うーん、そう言われれば、そうだなと。
(2015.7.23)鵜飼

投稿者:春田 健2015年7月23日