それはない

 今朝の朝日新聞から
「東芝が過去の決算で不適切な処理をしていた問題で、当時社長だった佐々木則夫副会長(66)が、予定通りの利益を上げられない部署に、会議の場やメールで「工夫しろ」と指示していたことが、9日、関係者の話でわかった。・・・指示は、月に1回担当者が事業の状況を報告する「月例報告」という会議と、それに関連するメールであった。月々の利益が計画に達していない担当者を強い口調で「工夫しろ」と指示した。」

 人事権者である社長が「工夫しろ」というのは、不正操作をしろと言っているのと同義である。 東芝のような日本を代表する会社をもって、そのような人物を社長とし、またそれを止めることもできなかったガバナンス体制であったことに、改めて驚きました。東芝の心ある社員の人はきっと、情けない思いで一杯でしょう。

投稿者:春田 健2015年7月10日