ベースの先をベースと思え

 日経新聞に池上彰の大岡山通信が毎週連載されている。

 昨日の記事を読んでいて、NHKの「ニュースウオッチ9」大越健介キャスター(この3月で降板しましたが)の「現代をみる」というコラムを紹介している。大越健介氏は少年時代から大学まで野球に打ち込んできて、その彼が高校時代の監督から教わったことを次のように披露している。
<平凡な内野ゴロを打ってしまったとき。それでもうまくすれば内野安打になるかもしれないし、相手野手がお手玉をするかもしれません。コンマ1秒でも早くベースに到達するためにどうすればいいか。そこで口を酸っぱくして言われたのが、ベースの2~3メートル先をベースと思え、という言葉です。ベースそのものを目標にすると直前でスピードが落ちてしまうし、気持ちが勝ってヘッド・スライディングをするのも得策ではないと教わりました。ベースがその先にあると心得ることで、スピードを落とすことなく本物のベースを駆け抜けることができるというわけです。>
 さらに今後の決意として、<目標はもっと先にあると考えて、スピードを落とさずに駆け抜けようと思います。>

 池上彰はこの言葉を踏まえて、若者たちに、自分の実力より高い目標を目指せと述べているのです。

投稿者:春田 健2015年4月7日