前の投稿で将棋の行方八段のことを紹介しましたが、以前に読んだ芹沢博文(将棋の八段)のエッセイーを思い出しました。
芹沢と囲碁の元名人の藤沢秀行二人が酒の席で「囲碁・将棋の全てを100としたら、自分たちにはそのうちどのくらいをわかっているか」を紙に書いて見せ合い、藤沢は「6」、芹沢は「4か5」と書き、その際藤沢は「俺は思い上がっているのか」と言ったというのである。
両者とも故人なりましたが、天才派の棋士にして、あるいは才能あふれる棋士であるがゆえに、その世界の広さ深さがわかっていたのかもしれません。
会計・税務の全能の神様が私の前に現れて、「さて、おまえはどの程度わかっておるのだ?」と問われたら、ムム・・・答えることができません。