学ぶセンス

 先日、日本経済新聞のスポーツ欄のコラムに権藤博氏が、ソフトバンクの秋山幸二前監督について、監督としてすぐれている点に関して次のエピソードを紹介している。
 「秋山が現役時代に、自分の打撃練習のあと、中堅にまわり清原などの打撃練習の生きた打球を追う練習をしていた。これはノックを何千受けるより練習になることを秋山は考えていたと思う。」
 さらに、学ぶセンスの重要性につき以下のように述べている。「一事が万事で自分の着眼点を持っている人は、どこでも勉強しており、(秋山が)一流監督になったことも、不思議ではない。学ぶセンスのない人は、いくら機会があっても、学ばない。」
 身につまされる話ではあります。

投稿者:春田 健2014年11月21日