新聞に紹介された写真から実物を見たくなり、昨日(9/28)女房と滋賀県栗東の金勝山(こんぜやま)にある狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)を訪れました。金勝寺の先の馬頭観音堂まで車で入ることができ、そこから1時間ほどハイキングコースをたどっていくと、突然に巨石に彫られた石仏に出くわします。案内版を読むと奈良時代の新羅系渡来人が彫ったのではと紹介されていますが、よくこんな山中にあるものだし、今に至るまで残ったものだと感心しました。
石仏の前の岩に女性が2人弁当をひろげて楽しそうにおしゃべりをしていました。じっとしていると木々の葉が風にそよいで、まるで波の音のように聞こえます。われわれも、持参の弁当を頂きました。歩いたあとなので、大層美味しかった。やっぱり、食欲の秋ですか・・。
ハイキングコース全体として石仏が点在して、また隣接の山が岩肌で風景も楽しめました。
写真は狛坂磨崖仏とハイキングコースの途中にある「重ね岩」です。