妙に楽しい

  •  顧問先の会社について向こう3年間の事業計画案を策定する必要があり、昨日、社長のO氏に事務所にきて頂く。
  •  会社の業績はここ2~3年の間に急速にブレーキがかかり、今年はコロナ禍のなかで赤字が拡大している。全国に店舗を広げており従業員も相当数いるなかで、全体の固定費が重く簡単に収益回復の見通しもたたない。

  •  O氏の仕事の関係から、19時からのミーティングとなった。
  •  私の方であらかじめ作成した全体の計画案と基になった項目別予算(売上予測、変動費用、固定費用)の説明をする。担当の茂木も残ってくれて、事務所の会議室のモニターに計画案を映して、それを見ながら「ここがちがう」「比率をこう変えて」などのリクエストにおうじて計画案を修正していく。

 3年後になんとしても利益を生み出すために、どういう数値が必要かを改めて認識できた。現状からは非常に困難ではあるが、やりとげなければならない。また、会社の対処すべき課題を具体的あげていき、その課題克服のための案や、Newビジネスについての構想も書き留める。

 スタートの時間が遅いことから、途中ビールを飲みながらの打合せとなった。22時ちかくまでかかり、今から会社に戻って明日からの出張の準備をする、というO氏を送り出し、我々も帰宅につく。

  •  しかし、妙に楽しく思える時間でもあった。
投稿者:春田 健2020年10月21日