大阪事務所では、めずらしく相続案件を4件同時にかかえて、かつ確定申告業務にも突入しています。
相続案件のうち2件は小ぶりであり、取り組み安いと安易に考えていたのですが、実際手をつけてみると、おっと驚く展開となって、財産評価というよりも、遺産分割について相続人とあれこれ知恵を絞っています。(・・・進行形)
また、他の1件については、不動産の規模も大きく評価も難しい。また遺留分の問題や相続後の資産活用についてのアドバイスを求められており、これも相当の時間を要することになりそうです。
仕事的には「申告」に特化して、あとのことは受け流して、さっさと「さばく」ことがいいのでしょうが、依頼者の方と一緒に考えて、あーでもないこーでもないと膝を突き合わせて方向性を決めていく作業はしんどいけれどその「しんどさ」が楽しいと思えるのです。また、こうした依頼者の方の信頼に応えながら将来の生活に係るようなアドバイスは、こちらの人間力が試さているような気もします。
もともと仕事ってそういうところありますよね、全力で仕事をすることで自分の人間力も蓄積されていくような・・。
このようなことは、相続だけでなく法人顧問のなかでも、様々発生します。
うまくやりとげたあとの充実度は高く、この仕事をしていて良かったと思えるのです。