年たけてまた越ゆべし

「年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山」

今日の日本経済新聞のコラムに、西行69歳のときに京都から東北への旅路での歌が紹介されている。西行、若き日に次ぐニ度目の東国行きであったという。
「小夜の中山」は静岡県掛川市の峠道をいい、当時、都から関東に赴くおりの難所の一つであった。

69歳にして、再び難所の峠を超えていく自分・・
「命なりけり」とはどういう心情だったのでしょうか。

年たけてまた超ゆべし

投稿者:春田 健2019年12月27日