先日、ある会話のなかで、私が「〇〇さんって仕事が大好きな仕事人間ですよね」そういうと、「いえ、彼は仕事人間ではなくて会社人間なんです。」というやりとりがあった。微妙なニュアンスではあるが、いわんとすることは伝わってくる。
仕事人間というと、仕事をなにより優先して他のことを犠牲にするというネガティブな印象もあるし、また仕事にやりがいを見つけ責任感もありチャレンジする人という意味でポジティブな評価もあるでしょう。
一般的には、仕事人間イコール会社人間という連想となるが、ここでの会社人間とは、仕事が好きなようにみえていて、仕事能力というよりは会社のポスト上の権力によって一定の支配力をもって安住して「仕事人間」のようにふるまっている人、といういささか手厳しいものである。
仕事人間ではあっても、会社人間にならないようにしないとね。