われわれの業界も御多分にもれず人手不足である。
我々も求人を行っているが、ブランド力のない中小の税理士法人であるところに、求めるレベルの人材からはずっと応募すらない。
先週のことであるが、久々に応募のあった青年と面接し、色々と話をしながら、改めて思ったのは、我々は選ぶ側でもあるが、同時に選ばれる側でもあるということだ。面接をうけているのは、実は双方なのである。
自分たちは、この事務所は働きやすく魅力的ないい税理士事務所であると思っているが、本当にそうなのか、また事務所の実像をどう伝えていくのか、さらに働く人に対してなにを提供できるのかを考えていかねばならない。
働きやすい環境はなにか、また税理士等の専門家を目指す人に対してはキャリア形成のうえで、仕事の質の向上も必須だ。
さて、彼は事務所に来てくれるだろうか、そしてこれから未来にかけて応募に応じてやってくる求人者に、我々が合格点をもらえるように、レベルをあげていかねばならないのである。
(2014.2.10にやはり「合格点」という題名でブログを載せております)
(2019.3.16追記)
面接した彼からは、先日はるかに入社したいとの連絡がありました。
大手の税理士法人からの誘いをけっての入社です。彼を(また今現在働いているスタッフを)失望させないように、我々が仕事の質と環境整備の向上に努力しなければならない。