一年一度

確定申告がはじまって忙しくなってきた。昨年より新たに受注した集団について件数が増加したためであるが、従来からのレギュラー?のお客様についてももちろん申告させて頂いている。

レギュラーのお客様は、顧問先の会社の社長一族とか、個人事業・不動産事業をされている人なのであるが、私が従前会社の顧問をしていたが、ご本人が退職したり、あるいは会社は廃業等があったりして確定申告だけを依頼される方もいる。
社長一族などのケースは、日常会社で顔をあわせたりしているが、確定申告だけを依頼される方は、一年一度お会いするケースが大半だ。

昨日も、昔私が顧問していた会社の社長の奥様であるが、ずいぶん以前に社長は亡くなられて、会社の方の顧問は辞任したのであるが、ご自身の確定申告は依然として私に依頼される。
一年ぶりにお会いして、「お元気でしたか?」から始まる話は、申告内容の話は5分もあれば足り、むしろ近況報告や家族の話題などが中心となって、毎年打合せのあとは早々に「ごはん」にいくとの(暗黙の)合意のもとで、「センセイを連れていきたいと思っていた」という焼き鳥やさんにご一緒する。

身体が少し不自由になってきて普段外に出ることも少なくてとおっしゃっていたが、とりとめのない話をビールを飲みながら長い時間していたのである。

投稿者:春田 健2019年2月27日